part3

スネーク「!!?」
ベキ&玲「一条!!とメソウサ!?」
6号&姫子&都「それに校長先生!!?」
一条「宮本先生がそのお薬を開発なさったのは学校へ来る前のお話です。」
ベッキー「何でお前がそれを!!?」
校長(オオサンショウウオ)「ワタシガハナシタンンダケロ」
一条「私は校長先生から依頼を受けて宮本先生の護衛をしていたのです。」
ベッキー「・・・・」
スネーク「・・・・・」
一条「そのお薬の秘密はウサギさんにあります。」
一同「な、なんだって――――――」
メソウサ「ボ、ボクですカ――――!?」

ベッキー「・・・・・」
玲「ベッキー・・・?」
スネーク「どうゆう事だ・・・?」
ベッキー「一条の言うとおりコレは私がこの学校に来る前に作った物だったんだ。
     この学校へ来たのも校長がコレを
     医療目的に利用するために仲介してくれてたのがキッカケだよ・・・」
都「・・・・・」
校長(オオサンショウウオ)「アクヨウ スルモノガ アラワレナイヨウヒミツリニ
            セカイジュウノ シンライノヲケル ビョウインニ ナカドオシシテイタンダケロ」
スネーク「・・・・・・・」
ベッキー「・・・・そして・・・・私が学校へ来るより以前・・・コレを開発したその日に・・・・・・」
姫子「ソノ日に・・・?」
メソウサ「ま、まさかー」

ベッキー「あぁ・・・その時の研究の成果がオマエだよ。メソウサ・・・」

6号「そんな・・・」
オタコン「10歳の少女が一人で人工生物を生み出したなんて・・・
     俄かには信じがたいよ・・・」
メソウサ「そんナ・・・ボクは雪ウサギのはずじゃ―」
くるみ「でも!メソウサはメソウサじゃない!」
姫子「マホホ!!うさぎさん凄いカモ!!!」
玲「でももしこの事が世間に知られればベッキーもメソウサも・・・」
一条「そうですね。今まで通りには暮らせなくなるでしょう・・・」
スネーク「だが人工的に命を生み出すというのはそうゆう事だ。
      分かっていたんじゃないのか?」
ベッキー「・・・・・私は・・・」

オタコン「スネーク!聞こえるかい!?マズイ事になっった!! 事態は僕らが
     考えていたよりずっと早く、最悪の方向に進んでいたらしい・・・・」
べホイミ「一条、スネーク!!大変ッス!!」
くるみ「べホイミ?」
メディア「自衛隊○×基地が某国の潜入部隊の手によって事実上壊滅しました!」
べホイミ「もうCH-47Jが3機こっちへ向かってるッスよ!」
オタコン「残念だけど手遅れだ・・・スネーク!
     "レベッカ"と培養液の情報だけは彼らの手に渡す訳にはいかない!!」
スネーク「あぁ!何とかするさ・・・」


――――――・・バララララララララララララララララ・・・・・・――――――


綿貫「ええぇぇぇ??ス、スクープ・・・だわ!!?」
鈴音「わーい♪乙女ー飛行機だー!!」
乙女「のん気な事言ってる場合かよォ!!?」
ズーラ「鈴音!アレハヘリコプターナノネ!!!」
ヤンキー「ヤバイッス!!コレマジヤバイッス.com!!!!」
早乙女「皆落ち着け!とにかく校庭中央から離れて全員校門前まで避難しろ!」

芹沢「わー!!皆外見ろ!外!!」
南条「あぁん!ヘビ太!無事見つかってよかったですわ!
   アナタも私に会いたかったのね。あぁこんなに熱い抱擁を・・・」
宮田「わわっ、た、大変ですぅ!!つ、机の下に・・・」
伴「アウトォ!!!!」
由香「ヘリコプター、だね・・・」
千夏「うん、ヘリコプター・・・だね・・・」
ジジイ「みな落ち着くんじゃ!神風の精神を忘れたのか!
    最後の一人になるまで諦めちゃいかん!!」
犬神「オマエが落ち着け・・・。」

来栖「せ、先生!!校庭にヘリコプターがぁ〜」
優奈「ど、どうしよう優麻ちゃん・・・」
優麻「ちょっと先生、寝てる場合じゃないですよ!」
五十嵐「ん〜授業中に大きな声出さないでよ〜」
修「とにかくパニックを起こしちゃダメだ!このまま教室で学校の指示を待って・・・」

―――――パララララッ!――――ドッガガガガガッ!!

スネーク「某国の連中は随分せっかちなようだな。」
メディア「校舎の方はすでに制圧されているようですね・・・」
べホイミ「くっ!UZIじゃ押し切られるのも時間の問題ッスよ!!」
一条「では私のファマスを使ってください。」
べホイミ「でも、弾の持ち合わせが無いッス。」
一条「今なら30ペセタでこれもお付けしましょう。破格のお値段ですよ。」
べホイミ「コレは・・・?」
一条「ムゲンバンダナです!!」
べホイミ「無限・・・バンダナ・・・・???」
一条「とある傭兵が使った事で知られる幻のアイテムです。」
オタコン「あれはこの前の潜入で海に落としたはずじゃなかったのかい・・・?」
スネーク「・・・・・・言うな・・・」
―――――ダダダダダダッ!――――ドンッ!ドゥッ!
オタコン「スネーク、とにかく"レベッカ"と研究資料だけでも!!」
スネーク「・・・・あぁ。連中の狙いはお前さんだ!先に脱出するぞ!」
ベッキー「オイ待ってくれ!それじゃあこいつらは・・・」

――――――ガシャーン!!!――――――
べホイミ「グレネード!?」
スネーク「伏せろっ!!」

――――――ボンッ!!!――――――

・・・
スネーク「くっ・・・」
姫子「マホッ!?オジサン大丈夫!!?」
都「まさか私たちを庇って・・・?」
スネーク「心配いらん、大した傷じゃない。」
メディア「・・・伝説の傭兵と呼ばれたアナタが何故そこまで・・・」
スネーク「一度も名乗った覚えはないがな・・・それに伝説なんて
     ろくでもないものが多い。 幻滅しないよう気をつけるんだな・・・。」
―――――ガシャッ・・・・・パララララッ!!
6号「きゃっ!!」―――ガシッ!!
兵士「さぁ、友達の脳漿を拝みたくなかったら全員武器を捨ててもらおうか・・・」
玲「6号っ!!」
隊長「よし!研究室だ!突入しろ!!」
一条「万事休すという所でしょうか・・・」
メディア「・・・・」
べホイミ「私も一つ・・・聞きたかった事があるッス・・・
      あなたは何故そこまでして戦うッスか?
      汚名を被り・・・名前も知らない人達のためにそこまで・・・」
スネーク「・・・俺は何も出来ない不器用な男だ。戦いの中でしか自分の存在の
     意味を見出すことが出来ない。 だから再び戦場へ向かえる。
     人のためじゃない。自分のために戦うんだ。」
メソウサ「・・・・・・自分のために・・・」

―――――ダダッダダダダダダダ・・・・ガシャカシャ!!――――
ベッキー「・・ひぅ!!」
隊長「全建築物のクリアリング完了!
   優先目標1、2共に確認した。――――了解。
   研究機材及び資料と"校長"を確保!ターゲット3に用は無い!
   他の者とまとめて始末しろ!」
兵士「了解。」
オオサンショウウオ「アァ!ヨスケロォ・・・プェァ!!」
メソウサ「ァアー!ケロさん・・・」
兵士「さぁ教師なんだろ!先に死んで生徒達の手本になってやるんだなw」
6号「先生っ!!!」
ベッキー「っ・・・!!」
スネーク「ック!!!」
姫子「ベッキー――――!!」


――――ドンッ!!!!



ベッキー「・・・・・・・・?」
メソウサ「ァア――――・・・・」
兵士「チィッ!!」
ベッキー「メソウサッ!!?何で・・・私を庇って!?」
メソウサ「・・・いつもは何も出来ないボクですが・・・・」
くるみ「そんな!?メソウサ!!!」
姫子「マホッ・・・うさぎさん死んじゃだめだよ!」
メソウサ「初めてお役に立てた気がします・・・」
6号「そんな!ダメです!」
玲「馬鹿!!お前がこれくらいで死ぬ訳ないだろ!」
隊長「何をやっている!早く・・がっ・・ぁ・・・・」
兵士「なっ!・・・ぐぁ・・・」
一条「邪魔は野暮という物です・・・」
メソウサ「・・・研究のために作られたと知った時はショックでしたが・・・・」
都「ちょっと何お別れみたいな事言ってんのよ!!」
ベッキー「違う・・・違うんだ・・・研究も・・・・医学の発展も・・・・どうでも良かった・・・」
メソウサ「皆さんの過ごした日々はとても楽しかったです・・・」
ベッキー「・・・・ただ・・・」
メソウサ「名残惜しいですが皆さんとは別れの・・・・ようでス・・・・」
くるみ「メソウサー!!」
ベッキ「!!・・・違うんだ!私は・・・ただ・・・」





 
         「友 達 が 欲 し か っ た だ け な ん だ !」